技術力
技術の東洋を合言葉に、70有余年の歳月を経て今日を迎えています。その間黄綬褒章、現代の名工、神奈川県卓越技能者等を、多数選出し、更に日進月歩の技術に遅れない様に海外研修に若い社員を参加(スイス、オーストリア、アメリカ、ドイツ、シンガポール)させ、電子制御等高度な其々のメーカー独自の先端技術の習得に力を注いでまいりました。その結果、日本国内ではまだ触ったことのない新しい機材の、整備技術を武器に、社会に貢献出来ればと、技術の研鑽に励んでいます。
安心してお使いいただける整備の技術
当社は、名前の由来のとおり内燃機(ディーゼルエンジン)の整備を中心とした仕事が発端で整備業を起こしました。
戦後間もない頃は、米軍払い下げのエンジンや、焼玉エンジンを再生し、観光船用の舶用エンジンや、
自社ブランドの発電機として販売をしていたと社史に書いてあります。
今の急務は技術・技能の継承です。おかげさまで当社では、若いサービス員が多数育ってきており、
今は最新の、Tier4の電子制御エンジンの整備に取組んでいます。
この様に旧タイプ~最新型まで、国内外メーカーをを問わず、責任と自信を持って整備に取組んでおります。
当社は、鉄道関連各社の保線機械(保守用車)の整備に、旧国鉄時代から携わってきました。
扱っている機材は、マルチプルタイタンパー、バラストレギュレーター、軌道モーターカー、
軌道クレーン(下記写真)、レール削正車、これらに付いて、24時間のサービス体制で、
鉄道の安全運行の一翼を担う自負を持って取組んでいます。
高品質と使いやすい当社の製品
自社製品として、特にラインマーカTY-10を半世紀前に開発、その後改良を加えて、
現在のTY-770、TY-880、TY-990へと、弊社のモットーの丈夫で長持ちを基本に進化を遂げてきました。
今後ともお客様のニーズに応えるべく、使いやすい、皆様に満足の頂ける製品を開発していきます。
レールヒータは、道路のアスファルトを高効率で加熱する当社開発のロードヒータ加熱構造を基に、
その加熱技術に汎用性を持たせて、開発しました。
レールヒータは線路の交換時、締結するに当たり、夏の酷暑期の線路の張り出しを予測し、
予測に基づく設定温度までレールを加熱するのに使用します。
灯油を燃料とすることで、過酷な条件でも安定して加熱することが出来ます。(手押し式と、自走式が有ります)
当社だからこそ実現できた車社会の安全
当社の製品は、道路関連の製品をベースにそこからいろいろな物へと広げてきました。
自社ブランドのライン施工機器、大手道路施工会社殿のご要望に合わせたオリジナル機器、
この二本を柱として、他の分野(鉄道の線路補修機材)へと広げています。
これからの未来に向けて
私達はこれからもますます増えるであろう、高齢者も視野に、だれにでも扱える機材の開発に向けて、取組んでいく所存です。
小さい会社ですが、整備、物造り、其々の技術・技能を更に磨いて、きらりと光る特徴を出し続けていける様に努めます。